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イ-の実験工房 ライントランス編Ⅱ(カソ-ドバイパスコンデンサ-比較試聴)

先週からの豪雨で亡くなられた方に、ご冥福をお祈り申し
上げます。
被災された方、そのご家族、関係者の皆様には心より
お見舞いを申し上げます。
これ以上、被害が広がらない様、願うばかりでございます。



手持の双信電機(株)M2A下側(黒丸)とソ-レン(赤丸)の
カップリングコンデンサ-ヒアリングテスト行いました。
M2Aは、国産品らしく、色付けや味付けがなく、線もやや
細く魅力がない、ちょっと面白くない。

ソ-レンは、お国柄が出て、丸みと言うのか、大人しく
しっとり湿った様な雰囲気で、高域に面辛しい伸びがない。

C7.jpg
カウント・ベイシ-&ザ・カンサス・シティセブンのサイド
ワンのアイ・ウォント・ア・リトル・ガ-ルのフレディ・
グリ-ンのギタ-のピチカ-が無くなり、全体的にもの足り
なく、面白くありません。
この2種を比べると全体のメリハリや高域の伸びはM2Aの
方に軍配が上がります。

PRE M3A SO
やはり、ドイツやデンマ-クか米国製のコンデンサ-を
使用が最もだと思います。
そこで、本機で使用予定のシ-メンス社E288CCに交換
して周波数特性を測定、次の様になりました。
M2A 10μF カソードフォロア50V前後 です。
5Hz   -8.2㏈ 
10Hz  -2.5㏈
15Hz  -1.1㏈
20Hz  -0.2㏈
30Hz   0.7㏈
40Hz   0.6㏈
50Hz   0.4㏈
60Hz   0.3㏈
80Hz   0.2㏈
100Hz  0.1㏈

1kHz     0㏈

と意外な結果となり、ドイツI・T・ELECTRONIC社
のAUDYN CAP KP-SNは6.8μFまでしか製作
されていません。
錫箔ですが値段の割には、ハイクオリティな切れ込みの鋭く
抜けが良く、私個人カップリングコンデンサ-で一番のお気に
入りです。
MJ無線と実験の金田式のカップリングコンデンサ-にSE
マイカ-の後続に採用されていたと思います。
そこで、6.6μFを仮付けして測定し。

5Hz  -14.3㏈ 
10Hz  -1.9㏈
15Hz  -0.5㏈
20Hz   0.2㏈
30Hz   1.1㏈
40Hz   0.8㏈
50Hz   0.6㏈
60Hz   0.4㏈
80Hz   0.2㏈
100Hz  0.1㏈

5Hzから20Hzを除くとM2A10μFのE88CCと余り
変らない事がわかり、これは、内部抵抗がE88CCの約
半分の1.25kΩで、欧州の名出力管PX25と同じくらい、
米国系の5687(MJ無線と実験の今月号のラインアンプ
製作に使用されている)より低くく、プレ-ト電圧とプレ-ト
電流特性の右上りの傾きが鋭い。
ライントランス使用の周波数特性は、真空管の内部抵抗
に拘る様です。
測定した数値を周波数特性グラフに表示すると
FCLINE_20200606100525462.png

E88CCを2本(ステレオで4本)を各々パラ接続すれば
良いと思います。
LUXMAN㈱のEQ-500終段はECC82のバラ接続と
ライントランス出力になっています。
ただ、カソ-ド抵抗の値とムンドルフ社のMCAPタイプの
カップリングコンデンサ-の値が分かりません。

試作段階て、E288CCのバラツキがあり、左右の誤差が
1.5㏈ありますが、
205Dパワ-アンプは左側の方が1.3㏈多く出ているため
右側の方に持って行けば、丁度良くなると思います。

又、ライントランスの一次側のNFB回路は、低域特性や音の
太さは増すがピチカや響き、目色が抑えられて自分の好み
でない。
LINE AMP2NFB

AUDYN CAP KP-SN6.8μFを交換する前に初段の
カソ-ドバイパスコンデンサ-の音質に疑問が過り、手持の
物でヒアリングテストを行った。
SB.jpg

LINE AMP2-1


KZ - コピー
ニチコン KZ 50v100μF
ヒアリングテストの中で低域の量感と言うのか全体に広がり
音の線も最も太いが、絃やピアノタッチの全体の響きが籠り
ぎみで面白くない、ナベサダRendezvousの中の
女性ボーカルが演奏者より一番後ろにいる様で、恥ずかし
がらず一番前に出ておいで。

UTSJ.jpg
東信工業 UTSJ  50v470μF
ニチコン KZより線や低域の量感は減るが中高域の歯切れ
良く、本の少しジャジャ馬ぽいい。
原機のラインアンプに搭載。

ARA.jpg
エルナー ARA 100v100μF(写真は25vタイプ)
東信工業 UTSJより大人しく、スプラ-グ30Dの少し
似ている。 
国産全般にボーカルが引っ込みじあんで、もう少し堂々と
して欲しい。
30D.jpg
スプラ-グ 30D 12v100μF
低域は、エルナー ARAに近く中高域はパナソニック 
OSより線が全体太く、ピアノタッチやボ-カルの堂々と
した表現力の次元の違いに圧倒される。

KS_20200529161818a4d.jpg
WE仕様 KS20446 75v150μF
これは今までWE262Bに使っていたため、エ-ジングを
終え安定している様でスプラ-グ30Dより線も太く、低域
も量感と押しも良く、ボ-カルの存在感が前面に押し出し
レコ-ドの録音された音源が明確に出て来る。
それに、OSや30Dでは、キンキンと棘があって煩い感
もなく、AUDYN CAP KP-SN6.8μFとのコンビ
ネ-ションが楽しみ。 

MAL.jpg
マロリ― 150v100μF
WE仕様 KSより低域が低くまで伸びているが、線は
やや細い分、輪郭が出てくる。ピアノタッチと言うのか
音色が異なり上品に聴かせている。
KSはハービ-・ハンコックで、これはビル・エバンス。
エ-ジングすれば、より良くなる可能性があるだろう。

500D.jpg
スプラ-グ 500D 150v100μF
同社30D同様、新品で、両者共エ-ジング不足で音が
硬く煩く感じるが、マロリ-より重低域の伸びはないが
低域全体の重心が少し下がる様です。
3~4ヵ月エ-ジングで硬さが取れれば、言う事ない。

と言う事で、国産と米国ヴィンテージと大きく異なる事を
ご報告致します。





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